National Taichung Theater 台中国立歌劇院




アーティスト・イン・レジデンス

手を取り合い 願いを成し遂げよう、共によりよい創作環境を造り上げよう
創作イノベーションの旋風を巻き起こし   多元的な芸術生活を深く耕そう

台中国立歌劇院は、台湾中部における「アートでイノベーションを起こす発信基地」として、国内外のさまざまな優れた舞台芸術の導入、紹介、育成に尽力していす。全てが新しい劇場において、多角的なアイデアを提示し、芸術鑑賞のあり方に対する共同認知を深め、さらには文化芸術産業の活性化につなげていきます。

舞台芸術の発展のため、本歌劇院では「アーティスト・イン・レジデンス」プロジェクトを推進しています。アーティストが創作を行う際に、当館がもつ資源や対話のプラットフォームを活用していただけるよう、創り手とお客様をつなぐための全面的なサポートを提供しています。

様々な分野のパフォーミングアーティストを招聘し、当館滞在中に研究、資料収集に積極的に制作にとりくんでもらいます。また、積極的に地元コミュニティーと交流を行うなかで、美的教育に関する資源を地元にもたらし、地域芸術に内在するエネルギーを刺激、発展させ、文化活動の視野を広げ、より多くの人々に興味をもってもらい、美しい心の生活をともに造り上げていくことを目指します。



2017-2018 レジデンスアーティスト紹介

ブラルイヤン・パガラツブラルイヤン・ ダンス・カンパニー(Bulareyaung Dance Company,B.D.C.)

台東パイワン族出身の振付家。名前の“ブラルイヤン”とは「楽しい勇士」という意味です。台北芸術大学卒業後、クラウド・ゲイト舞踊団のダンサーとなり、1998年にアジア文化協会の奨学金を得てニューヨーク研修のため渡米。2012年には「台湾十大傑出青年」に選出された。これまで、マーサグラハム舞踊団(アメリカ)、クラウド・ゲイト舞踊団(台湾)、クラウド・ゲイト舞踊団2(台湾)で制作や演出の構成に携わる。2 カルチュラル・オリンピアード(カナダ/バンク―バー)、ベイル・インターナショナル・ダンス・フェスティバル(アメリカ)、ジェイコブズ・ピロー・ダンス・フェスティバル(アメリカ)などの国際芸術祭にもしばしば出演している。

2010年、リンカーン・センターのカーテンコールでマーサグラハムのダンサーと手を取り合ったとき、ブラルイヤンは「ふる里の人たちともこのように手を繋げるのなら、どんなに素晴らしいことだろうか」と語った。2014年、彼はその思いを胸に生まれ故郷である台東へ戻り、ブラルイヤン・ダンス・カンパニー(Bulareyaung Dance Company,B.D.C.)を設立。地域に根差した原住民族の伝統文化や民俗芸能から出発し、山を背に海を見渡す自然環境において、踊ることが大好きな部落の子供たちと共に身体から発する表現と言葉を発展させる取り組みを行っています。

主な活動歴:
1996年より「クラウド・ゲイト舞踊団」の振り付けを担当、並行して「クラウド・ゲイト舞踊団2とも長年コラボレートしている。主な作品に「肉身彌撒」(肉親ミサ)、「美麗島」、「出遊」、《UMA》、「百合」、《星期一下午2:10》、「予見」、「搞不定」(決まらない)、《「Yaangad」などがある》。
2013年、「財団法人 原舞者文化芸術基金会」のオファーを受け、日本統治時代を生きたタイヤル族の少女「サヨン」の物語にインスピレーションを得、ミュージカル創作、舞踊、演劇的要素を盛り込んだ Pu’in「Pu’in找路」(Pu’in路を探す)を制作した。
2015年,ブラルイヤンはダンス・カンパニーの第一作となる 「拉歌」(ラカ)を発表。ダンサーたちの純朴で躍動感あふれる表現力は、ホームである台湾を始め、ハーバー・フロント・センター(カナダ)で行われたフェスティバルの観客たちを魅了した。同年、カンパニーは嘉蘭、池上、成功といった地区のコミュニティの巡回公演を行った。
2016年,国家両庁院の依頼を受けて《Qaciljay 音楽舞踊劇》「Qaciljay」(アチライ)を制作、国家戯劇院及び台東で上演した。