National Taichung Theater 台中国立歌劇院




劇場概要

中劇場

概要

二階に位置する中劇場は、客席全体が濃藍色を基調に設計されています。座席は796席あり、どの座席にも下に空調の吹出し口が設置されているほか、客席の出入口が二重扉になっているため、防音効果に優れていると同時に、人の出入りによる光の漏れをかなり避けることができます。


建物全体がもつ流動性に合わせ、マルチな劇場機能を持つことを目標に設計されました。自由で変化に富んだフレキシブルな空間は、舞台と観客を二つに分けるプロセニアム・アーチ型の舞台を、舞台と観客が融合して一つになるオープンステージへと変身させることができ、多様な角度から鑑賞できることで観客と舞台の距離を近づけます。

設備

プロセニアム・アーチ型の舞台で、外側の固定アーチ部分の開口が18m(W) x 9.5m(H)、内側の可動式アーチ部分の開口が18m~12m(W) x 10.2~0m(H)で、演出の必要に応じて調整可能です。通常、客席は94席ですが、オーケストラピットが必要な場合には席が格納されます。オーケストラピットを舞台面まで上昇させると、舞台が客席平面まで延び、パフォーマンスエリアを広げることができるほか、三面式の舞台演出もできます。出演者休憩室は舞台右の2階と3階で、広さの異なる化粧室が6室あります。休憩室は約50名の出演者が使用できます。


舞台の床板は、黒のオレゴンパインが使用されており、メイン舞台のサイズは12m(W) x 12m(D)、左右と、後方舞台のサイズは、12m(W) x 6m(D)です。メイン舞台上方には電動ハンガーバーが合計37本、一対二の手動ポストが13本、オーケストラピット上方には電動ハンガーバーが2本、ライトポストが1本、舞台後方エリア上方には、電動ハンガーバーが5本あります。電動ハンガーバーは、ドイツBBH社の自動制御システムを採用しており、変速昇降が可能で、ソフトウェアによるコントロールにより精確な位置固定や複雑なコンピュータ作業を行なうことができます。舞台の両側及び後方には、いずれも作業用通路が設置され、後方舞台には、別途6.8m x 3m の独立制御可能な道具用昇降台があります。


照明システムは、Strand EC21 220V調光器が採用されています。計356回路あり、舞台上には固定した照明柱がなく、全て吊り下げる方式で使用します。左右のライトボックスは、両側のアーチの開口の大きさに伴って移動し、それぞれ6層のライトハンガーがあります。客席上方には三本のキャットウォーク及びスポットライト室があり、2つのスポットライトが配置されています。